怒りの走行

久しぶりに早起きし、ちょっと実験をやってから出発
今日はもちろん月山を越えて山形方面へ。
途中、今回も米の粉の滝へ寄ってみた。

このあたりの紅葉は今が一番鮮やか。
ここでのんびりはしていられない。
日が沈むと地獄の寒さになるので、とにかく急がねばならない。

六十里越街道へと入っていく。

街道入口付近の紅葉もまだなんとか。
行きはいつもよりもとばしてはいたものの、あまり無理はしなかった。
今回の路面は路肩に落葉が大量に積もっていたものの、基本的にはきれいで落石も無かった。
走っているとすぐに前に車を発見。
ゆっくり走りながら紅葉を楽しんでいるようで、かなり遅い。
曲がりくねった道が多い地点で、見通しの良いポイントまでかなり長い間、時間をロスした。

その車の後ろを走りながらいろいろ考えていた。
「あー、遅い」
「運転しているのは・・・60歳前後か?」
「助手席にも誰か乗っている」
「夫婦でドライブ&紅葉狩りか」
「しょうがねぇ、急ぎたいがしばらくはゆっくり景色でも楽しむか」
「それにしてもこの車の色、隣の研究室の教授と一緒だな」
「あれ、トヨタの・・・、同じ車か」
「もしや・・・」
「バックミラーに映る眼鏡越しの目」
「間違いない!!」
それは紛れも無く、隣の研究室の教授の車だった。
まさかこんなところで…。

隣の研究室の教授は働き過ぎなので「ゆっくり休日を楽しんでください」と思いながら、少し見通しの良くなったところで一気に追い越した。
その後も数台の車に引っ掛かったものの、無難にパスし、月山を越えた。

県道23号を通って寒河江から天童へ、国道13号を南下した。
これまで、国道13号を上り方面に走ったことはあまり無い。
13号は原付にとって走りやすい道路ではなかった。
下りはまだマシだが、上りはダメ。
交差点で左折専用レーンが多いうえに、各レーンの方向表示が交差点直前の路面にしか書かれておらず、非常にわかりにくい。
何度か、左折専用のトラップに引っ掛かった。
トラップに掛かったのは俺だけではなかった。
アスファルトの張替え工事をやっていたようだが、全面的に改善すべきだ。
原付は基本的には第一通行帯走行だから、かなり苛立たしい道路構造だ。
だいたい、いくら土地が余っているからって、左折レーンなんて作る必要など無い。

それはそれとして、上山からは県道12号(蔵王エコーライン)へ。
今回の目的地は観音滝。
道はヘアピンカーブ多し。
蔵王ライザワールドというスキー場の近くに滝があるのだが、行き方がさっぱりわからない。
滝の規模からすれば、滝への案内は非常に不親切。
とりあえず、スキー場に入って情報収集。
少し上に登ったところから遊歩道があるようなので、そちらへ向かった。
スキー場を横切るように道を歩いて山のほうへ向かった。

ここの景色はかなり良かった。
少し歩くと、急な斜面のような遊歩道へと続く。
ちょっと進んだところで、道が分かれている。
滝のほうを見ると・・・・・・

何だこれ?
通行止?
ふざけんじゃねぇよ。
ここまで来て、そう簡単に引き返せるわけねぇだろ、ボケ!!!
通行止の看板は倒れているし、人一人いないのに工事なんてやっているわけが無い。
とりあえず、突破。
しかし、途中までしかいけなかった。
階段があったのだが、かなり古そうで危険だったので、この写真のあたりで断念した。

本当にこれにはムカついたね。
かなりの急斜面で、ここを歩くのは体力を大きく消耗する。
滝へ行く別のルートもあるようなのだが、かなり遠回りになる。
いまさら、そちらに行ったら日没までには100%帰れない。
通行止に関してはその場まで何の案内も出ていなかった。
スキー場やその他の案内板にも何も書かれていなかった。
注意書きの張り紙くらいあってもいいんじゃないのか?
上山市か山形県か国土交通省か環境省かどこの責任かは知らないが、とにかくクソだ。

こいつは完全にファビョった。
ここから怒りの走行が始まる。
とりあえずフルスロットルで一気に駆け下り、フルブレーキ、気合でヘアピンカーブを曲がり、13号まで。
13号の途中で「←山形市街」の看板を見て適当に曲がり、市内の渋滞を左から一気にパス。
112号をフルスロットルで走り、六十里越街道へ。
これが最後の月山越えだ。
気合を入れて走った。
今日の路面状況はすでに把握しているので、一部直線区間では70km/hオーバーまで出せた。
全開率はかなり高かったと思う。
クレイジーだったけど、楽しかったね。(絶対に真似すべきではない)
怒りもおさまった。

なんとか真っ暗になるまでには月山を越えられた。

最後にして、はじめてあの道をマスターしたような感じだ。
7日から来年の6月下旬まで冬季閉鎖。
今度ここを走る機会はもう無いかもしれない。

月山の怒りの走行は①今日の路面状況を把握し、②今年はすでに何度も通っているので危険な箇所などの情報は頭に入っている、③日が沈み通行車両がほとんど無いなどの条件の下に、最低限の安全は考えて行ったものである。
下手にスピード出すと本当に死にますよ。
ガードレールの無い崖もあるし、橋の前後はRがキツイ。

おそらく200km以上の長距離走行は今日が今年最後でしょう。
来週末は学会だし、11月下旬は完全に冬。
カブの走行距離は12000kmを超えた。
万桁の無いメーターが原付では多い。
普通の原付の寿命なんてそんなもん。
カブはまだまだこれからだ。

帰ってきてからまた大学で実験。
隣の研究室の教授が居た。
午前中出かけて午後は仕事か。
すごいね、この人は。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA