全てを吐き出せ①

卒業まで残り2週間ほど。
それまでに、これまで溜まったストレスや怒りを吐き出していこうと思う。
それは将軍様に関するものがほとんどである。
卒業してもあいつがこの地にいるうちは二度とここには来たく無い。
まぁ、どうせサボってばかりだから来たって会う可能性は限りなく低いが・・・

3年の時にはすでに将軍様の異常性には気付いていた。
それでもなぜ、大学院に進んだかというと、あいつは○○なので、やりたいように実験ができると考えたからだ。
だが、俺の想像以上に将軍様は○○だった。
もともとあいつには研究に対するアイディアは何も無かった。
だから俺の考えたとおりに研究が出来るはずだった。
しかし、先ほども書いたがあいつは想像以上に○○だったんだ。
下手に口出ししやがっておかしな方向に進んでしまった。
残念な限りだ。
○○にはかなわん。

話を元に戻すと、将軍様の異常性を確実なものにしたのは3年生の頃の離散会だったと思う。
俺は便所の前でタバコを吸っていたので、その場には居合わせなかったのだが、最高に面白い話だ。
研究室そろって居酒屋で飲み会をやっていた。
その部屋にカラオケがあった。
次第に酔いが進むと「カラオケやろう」ということになった。
そして将軍様が歌っている最中に、あろうことか私語をしている人物が数人いたらしい。
それに将軍様が激高なされて帰ろうとした。
俺は便所の前でタバコを吸っていて、そこに将軍様がいらした。
「酒飲むとタバコやめられないですね」
なんて話をして、俺は先に部屋に戻った。
しばらくして将軍様が帰ってくると荷物をもってそのままお帰りに。
俺は何が起きたのか理解できなかった。
慌てふためく4年生と、「信じられない」を連発する助教授。

もっといろいろと裏話があるのだが、このくらいにしておこう。
卒業していく4年生の祝いの席をいとも簡単にぶち壊す、まさに「将軍様」の片鱗を見せつけた瞬間であった。

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