今日は休みを利用して猊鼻渓へ行ってきた。
素晴らしい旅だったし、美しい景色をたくさん撮ってきたので紹介したいのだが、その前にこの話題を書かずにはいられない。
昨日、安倍首相は退陣を表明した。
通常では考えられないタイミングでの辞任表明は、たとえ健康問題が理由であろうと批判は免れないだろう。
短命に終わってしまった安倍政権を振り返ってみると……“メディアに嫌われた総理”と言えるだろう。
安倍総理は右でメディアは左…?
右か左かは個人の主観の問題なので断言できないが、少なくとも安倍総理とメディアの関係は対立構造にあったと言える。
しかしながらメディアの政権叩きは何も安倍政権に限ったことではない。
小渕政権も批判されていたし、森政権は特にボロクソだったし、小泉政権も然り。
だが、安倍政権の場合、政権発足前からメディアの砲火は始まっていた。
この理由として左右の対立があった可能性は否定できないだろう。
思い起こせば、朝日新聞によるNHK番組に圧力を掛けたとの虚報や、TBSによる731部隊の番組で安倍氏のポスターを映したゲリラ活動などなど、総裁選前から常軌を逸していた。
左のマスコミにとって、右の安倍はさぞかし厄介な存在だったであろう。
小泉政権発足時のことを覚えているだろうか?
支持率が極めて低かった森政権から、国民的人気のある小泉氏が総理になったとき、マスコミは大絶賛だった。
私の記憶では、当時のニュースステーションでは小泉総理の就任会見について「我々マスコミを通して国民に訴えかけているようだった」と、べた褒め。
しかし、当初良好だった日中、日韓関係は次第に悪化していく。
靖国参拝が中国、韓国の逆鱗に触れ、さらには左のマスコミの逆鱗にも触れたのだろうか。
次第にマスコミは小泉叩きをするようになったのだが、高い支持率に支えられ、あらゆる追求を上手いことかわす小泉内閣を、最後の最後までマスコミは潰すことが出来なかった。
安倍政権の時は、この“反省”を踏まえての報道だったのだろうか?
発足前から潰そうと頑張ったマスコミの“努力”も虚しく、安倍政権は発足した。
そこからマスコミのさらなる“努力”が始まる。
一部の政治評論家はマスコミの安倍叩きについて、発足当初からマスコミは叩きすぎだとも発言している。
政権が発足してしまうと、マスコミの次のねらいは参院選に絞ったのではないだろうか。
松岡元農林水産大臣の政治資金収支報告書の問題は、2005年までの5年間のこと?
政治資金収支報告書についてはこちらにかかれているが、翌年の3月31日までに提出し、その後官報に。
これまで誰も指摘しなかったのに、何でこういうタイミングで大きく取り上げられたのか疑問に思う。
赤城氏の二重計上は2005年のこと、農協からの寄付は2003年と2005年……ずいぶん時間経ってませんか?
さらには年金問題も、過去何十年にも渡る失態を現政権に責任を負わせることに成功した。
選挙直前に野党が必至になって政権の粗探しをするとはいえ、政権に不利な情報を流す……何か意図的なような気がしてならない。
もちろん、マスコミの政権叩きに貢献した愚かな部下も複数存在して任命責任を問われたことも参院選敗北の原因になった。
それでも辞めない安倍総理にさらなる集中砲火は続く。
遠藤氏の問題に至っては、農業共済組合について大々的に報道し、政権に決定的なダメージを追わせることに成功した。
この問題は、99年産のブドウの被害を補償する農業共済のことであり、会計検査院の指摘を受けたのは3年前、これまた「何で今さら」と思わせる。
安倍総理は不運だったのだと思う。
マスコミの集中砲火の中、部下には裏切られるし、小泉氏が散々ぶっ壊した後の立て直しは容易ではない。
それに加えて、真面目すぎたのだと思う。
年金問題に関しては、野党の批判を真っ正面から受けすぎたのではないだろうか。
それによって、参院選では民主党と同じ土俵で戦ってしまい、持論である憲法や教育などの問題をアピールできなかった。
安倍氏は真面目すぎたが故に「人生いろいろ」みたいに、さらりとかわす術を発揮するような性格ではなかった。
あらゆる批判に耳を傾けたために、靖国参拝も叶わなかったし、郵政選挙で離党した議員を復党させもした。
しかし、逆に言えば、あらゆる声を聴こうとした総理だったのではないだろうか。
それに、短命であったにもかかわらず、外交や教育、憲法、防衛などの分野で大きな功績があった事も忘れてはならない。
安倍総理の功績について触れているのは読売くらいかな。
一方で朝日には怒りが沸いてくる。
「従軍慰安婦についての首相発言は、米議会の謝罪要求決議を促す結果になった。」
ふざけんな!!!
この問題を引き起こしたのはこの新聞社の捏造記事だろうが!!
火のないところに火をつけて、何も問題になっていなかった慰安婦を問題に仕立て上げた責任はどうなっているのか?
開いた口がふさがらない。