本日、将軍様より学会への派兵命令が下された。
学会発表に向けてデータ処理やらポスター作成せねばならん。
さらに、論文提出の準備も進めねばならん。
ここ数日は、久しぶりに論文の翻訳。
読むだけなら簡単だけど、それをPCに入力していくのは時間が掛かる。
とりあえず終わりが見えてきた。
今回訳しているのはゲニステイン(イソフラボンの一種)に関するマウスを使った研究内容。
臓器重量はかったり血中のホルモン濃度はかったり…ま、頑張ってるね。
イソフラボンは良い影響も多数報告されているけど、悪影響に関する報告もかなりの数になる。
食品安全委員会が摂取基準を決めたことはニュースでも大きく取り上げられた。
イソフラボンが悪とされた次は牛乳だ。
なんでも、「牛乳中にはウシのホルモンが混ざっているから危ない」んだそうだ。
そりゃ、牛乳にウシのホルモンが混ざるのは当たり前の話で、胃腸でどれだけ吸収されるかは知らないが、動物が産生したホルモンなんだから人間にだって作用しうるだろう。
イソフラボンなんかとは比べ物にならないくらい強力なはずだ。
それがどうしたっていうんだよ?
そんなこと言ってたら食べるものなんて何も無い。
食べ物は全てが栄養で全てが毒だ。
塩だって人間が生きていくには必要だが、NaClのLD50値は 3000mg/kg体重だ。
けっこう毒性は強いほうだぞ。
ちなみに手元にあったアースジェットの成分を見てみると、フタルスリンにレスメトリン。
ピレスロイド系か。
LD50を調べてみると…マウス経口投与でフタルスリンが 5200mg/kg、レスメトリンが>3375mg/kgだった。
殺虫剤より塩のほうが毒性が強い。
食べ物なんてそんなもんだ。
バランスよく食べることが重要であって、何かが不足するのも、何かを過剰摂取するのも良くない。
食べ過ぎればそれはもはや栄養ではなく毒だ。
当たり前のことだ。
「これが体に良い」とか「これは体に悪い」なんて愚かな議論だ。
迷信のように信じて食ってりゃ精神的には良いだろうけどね。
でも儲かるんだよね…