今年、配属された3年生の卒論のことである。
3年生が配属されたとはいえ、隔離中であるので研究室に3年生が来る事はあまり無い。
3年生が卒論でどのような実験をやるのか、多少は情報が入ってくる。
当研究室は動物の生殖や環境ホルモンの影響などを研究している。
将軍家の3年生3人のうちの1人の実験、これが大問題だ。
研究内容について、結果が出る前に公にする事は好ましくないのだが、しかし、これは非常に問題のある研究であり、マイナス面ばかりなので書く事にする。
それがどのようなものか・・・?
カラスに環境ホルモンの入った餌を食べさせて生殖能力を低下させて数を減らそうというのである。
はじめて聞いたときは・・・・・・言葉も出ない。
まさに幼稚園児並みの発想である。
このような事を本気で主張し、実行しようとする人物が国立大の教授をやっている事実をぜひ知っていただきたい。
環境ホルモン問題はヒトよりも野生生物への影響のほうが深刻だ。
環境中に放出された物質が問題であるというのに、わざわざ環境中にそのような物質を撒き散らすとは何事か。
中学生でもわかる事だ。
吸収しきれなかった物質や代謝された物質は糞尿によって環境中に排泄される。
また、体内に蓄積された分に関しては、その動物が死亡してからが問題だ。
死体を食べた動物にまで大きな影響があらわれる。
その3年生はその点を指摘したようだが、全く聞き入れないようだ。
それどころか3年生にカウンターを持たせてカラスの数を数えさせに行ったようだ。
本気でやるようである。
この馬鹿げた実験計画を強く非難する。
この愚行はあらゆる圧力を掛けてでも絶対に中止させるべきである。
いつまでこのような人物を大学は雇用し続けるのだろうか。
他の2人については一切情報が無いので不明である。